2024年8月22日、縁あって長野県諏訪清陵高校で講演させてもらいました。
なにげに電車で長野に行くのが初めてで、名古屋から3時間以上もかかるんだ、と思いました。東京のほうが近い。。
しかもSUICAもエリア外で使えず、数年ぶりに券売機を使いました。
お腹が空いたので途中駅(塩尻駅)で下車し、ラーメンで腹ごしらえ。行ったお店は無奏天生。
汁なし担々麺を頂きましたが、おいしかったです。山椒の効いたいい辛さでした。満足。
エネルギー補充も十分に、諏訪清陵高校につきました。
実は諏訪清陵高校に僕の親戚の先生がおり、それだけでもすごい縁だなぁと思うんですが、なんと名大時代の下の研究室の後輩も先生をやっており、世界の狭さと人のつながりに驚きを隠すことができませんでした。
そして、廊下に伊丹さんの色紙もあり、なんか嬉しくなりました。
講演は、1, 2年生合計500人ほどを相手に、体育館でやりました。体育館、涼しい長野県とはいえエアコンがなく暑さの中での講演でした。
事前に聞いていたので覚悟はしていましたが、ハンカチ片手に5分に一回汗をふかないとマイクを壊してしまいそうなくらい汗だくになりました。
講演後の感想も後日シェアしてもらったんですが、概ね高評価で安堵。高校生を相手に1時間講演するのは初の体験で、全スライドをゼロから作ったかいがあったかな、と思います。(研究の話2–3割、僕のキャリアとその時々の思い出話を大げさに7–8割話すという構成)
講演後、SSHの化学部にお呼びいただき、色々成果を生徒さんに紹介いただきました。諏訪清陵高校は化学、そのなかでも有機化学がとっても優秀で、化学オリンピックや、中国で開催された国際的なコンテストで発表したりと大活躍の高校です。日本化学会年会でも発表していたり。
実際に生徒さんに紹介いただいた内容も超高レベルで、大学院レベルの内容でした (まじで)。
合成面ではいくつか改善点と困難さがありそうだったので、いくつかアドバイスをし、もし今後困ったことがあれば気軽に連絡してください、と伝え、生徒さんたちと別れました。
その後は先生方と夕食を共にし、帰路につきました。
高校生をエンカレッジしに行ったはずなのに、逆に僕もエンカレッジされ、有意義な時間を過ごすことができました。
末筆ですが、関係の先生方と諏訪清陵高校の生徒さんたちに深く感謝します。